活動報告
側溝清掃について

議会報告

  • ファインバブル水について

    ファインバブル水について伺います。経済産業省の発表によると、ファインバブル水を使う事で、様々なSDGsに貢献することが示されました。
    経済産業省 九州経済産業局「ファインバブル活用事例」では、例えば、西日本高速道路株式会社は「世界一きれいなトイレを目指す」ため、トイレ洗浄にファインバブル水を使っております。これは水道水を使用した場合と比較し、清掃時間が40%低減。作業効率が上がります。
    また、水道水より使用水量が99%削減することにより、水利用効率の改善、排出される汚水の削減。さらに、ファインバブル水は汚れを浮かせて洗浄効果を高める作用があるため、水道水と比較して、洗剤の使用料が66%削減出来るとの事です。
    また、水路、配管設備に汚れが付きにくくなるため、大がかりな清掃の回数が減り、人員低減にも繋がります。さらには、ファインバブル水は嫌な臭いの発生抑制効果や、高洗浄効果があるそうです。
    これはファインバブル水で手を洗って頂くと、微細な汚れが落ちやすくなり、臭いの原因となる菌も流し落とすそうです。もちろん通常の水をファインバブル水に変えるだけですので、普通に飲むことが出来る装置もありますし、本市のいい水を使えばより効果があるのではないかとも感じました。
    このように様々なSDGsに貢献できるだけではなく、このファインバブル水設置にも既存受水槽水道管引込口径に合わせて設置出来るため、費用も安価に出来ると伺いました。
    このような日本初の新たな技術を、例えば本市の庁舎などに導入していくことは、維持管理コストなどを考えたときにも、今後のSDGsに貢献していくためにも有効であると考えますが、当局のご所見を伺います。  

  • 仙台市からの回答

    財政局長:
    庁舎の維持管理にかかるファインバブル水の導入についてお答えを申し上げます。
    ファインバブルと呼ばれる微細な気泡を含む水につきましては、通常の水とは異なる性質に着目し、環境や食品、製造など幅広い分野で技術開発が進められているものと象徴してございます。
    ファインバブルの汚れを落とす効果に着目し、施設の清掃作業に活用した事例につきましては承知してございますが、ファインバブルの性質や効果が科学的にまだ明らかになっていないものがあるなど、導入には課題もあるというふうに認識をしてございます。
    今後の技術開発や他都市の動向などを注視しながら、新しい技術を用いた庁舎の維持管理について研究をしてまいります。