決算審査特別委員会 環境局
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- 内藤りょうすけ
- 私からは令和三年度決算、第五款環境費、第一項環境費、第一目環境総務費中、ごみ減量リサイクル推進、1億9千195万4000円について、特に食品ロス削減の取り組みついて伺います。
まずは家庭から出る食品ロス削減に向けどのような取り組みを行ったのか内容を確認を致します。
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- 家庭ごみ減量課長
- 決算年度の取り組みでございますが、市民の先導役として、食を通じてエコな暮らしを提案する仙台食エコリーダーが監修しました食品の保存方法などを紹介いたします啓発POPをスーパー等の店頭に掲出するとともに、市内7箇所の図書館において食品ロス関連図書の企画展示を行いました。
またせんだい食品ロスダイアリーチャレンジといたしまして、手付かずのまま捨ててしまった食品や食べ残しを日記形式で記録し食品ロスの見える化を図る計画を実施しました。
さらに平成29年度に開設した食の3Rを推進するサイト『モッタイナイキッチン』を通じた情報発信を行なった他、未利用食品を活用するフードドライブ事業、フードドライブ支援事業にも取り組んだところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- 事業者と連携した食品ロス啓発では市内の小売事業者と連携し、
仙台食エコリーダーが監修した食品ロス削減啓発POPを店頭にて掲出していただいたとのことですが、
決算年度における連携事業者はどのくらいあったのでしょうか?お伺いをいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 市内のコンビニエンスストアやスーパーなど、
6社、計179店舗にご協力を頂いたところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- 連携事業者は6社で計179店舗とのことでした。この連携事業者はどのように協力をいただけることになったのでしょうか?お伺いをいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- これまでレジ袋削減やマイボトル利用促進などでご協力頂いていた事業者の皆様に今回も事業の趣旨をご説明し、店頭へのPOP掲出をご協力いただいたところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- 仙台市図書館と連携した食品ロス関連図書企画展示が開催されたと伺っておりますけども、その内容についてお示しをください。
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- 家庭ごみ減量課長
- この企画展示は食品ロス削減月間であります10月に、食品ロスについて興味を持ってもらうきっかけ作りとして市内全7箇所の図書館にて実施したものでございます。
食品ロス関連図書の展示や仙台食品ロス削減ガイドブックの紹介を行なったほか、
ガイドブックと連動した冷蔵庫収納術や食材の使い切りレシピなどの動画もご覧いただいたところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- 家庭から出る食品ロスを日記形式で記録し、気づきのきっかけとする食品ロスダイアリーの普及を図るため仙台で食品ロスダイアリーチャレンジを行ったとのことですが、内容と参加者はどれくらいあったのか併せてお伺いをいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- せんだい食品ロスダイアリー」は家庭で手付かずのまま、あるいは食べ残しとして捨ててしまった食品を記録し、
1週間ごとに振り返りを行いながら、計4週間の記録を行うもので、家庭における食品ロスの見える化にご自身で取り組んで頂くものでございます。
決算年度におきましては、当初ダイアリーの活用方法を学んで頂く講座の開催を予定しておりましたが、新型コロナウィルス観戦拡大の影響から中止と致しました。
代わりに、せんだい食品ロスダイアリーチャレンジとしてダイアリーを実践頂くモニターを募集し、参加者には4週間ダイアリーを記録しその結果を報告して頂きました。
募集にあたりましては、抽選でキッチンツールをプレゼントする企画を行いまして15人にご参加頂いたところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- モニターとして参加していただきやすいように抽選で賞品が当たることも企画したとのことですが、参加人数が15人と少ないようにも感じました。
当局はどのように感じたのでしょうか。お伺いをいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 4週間にわたり参加して頂くことが参加の条件であったことや、代替策として実施したため周知期間を充分に取れなかったことから参加人数としては低調だったものと考えております。ただ、参加者からは『ダイアリーの記録を継続したい』、『ダイアリーを周囲の方に広めたい』などの感想が寄せられてまして、ダイアリーの活用を一層進めていく必要があるものと考えております。
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- 内藤りょうすけ
- 食の3Rを薦めるサイト『モッタイナイキッチン』による情報発信をしたとのことですが、
どのような内容でしょうか?お伺いをいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 『モッタイナイキッチン』は家庭ゴミの約3割を占める、
生ゴミの減量と食品ロスの削減を目指し、食の3Rを推進するサイトとして平成29年度に開設いたしました。
食材を残さず使い切るなど生ゴミの排出削減に役立つレシピを市民の皆様が投稿するコーナー、料理研究家などによる生ごみ削減に役立つ美味しいレシピを紹介するコーナー、食材の産地を取材し生産者の思いを伝えるコーナーなどを設けまして、食材を無駄なく利用して「もったいない」の機運を盛り上げる情報発信を行なってきたところでございます。
なお、投稿コーナーにつきましては令和4年3月に終了したところでございます。
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- 内藤りょうすけ
- さまざま確認させて頂きました。
SDGs17目標にもある、
「つくる責任、つかう責任」の食糧については、
「毎年生産される食糧全体の三分の一に相当する、13億トン、価値にして約1兆ドルの食糧が消費者や小売事業者のゴミ箱で腐ったり、劣悪な輸送、収穫実践によって痛んだりしています。」となっている中、その削減に向けたさまざまな施作を行なっていることや、大きく4つの内容で食品ロスに向けた事業を、さまざまな観点から行なって頂いてることには評価をいたします。
仙台食品ロス削減ガイドブックも見させて頂きましたが大変わかりやすいものですし、これ一冊読むと食品ロスを削減しようという思いになるものであります。
さまざまな内容がございましたが、例えば無駄な買い物を防ぐための冷蔵庫の整理、収納術や普段は使わないで捨ててしまうものや、また中々消費しきれない食材を使ったレシピ等を、モッタイナイキッチンはどこかのテレビで見たことがあるような内容でございました。
ただ、モッタイナイキッチンではテレビでは見たことがない、実際に食材を無駄なく活かしたアイデアが光るモッタイナイメニューが味わえるお店を紹介したり、現在は終了しておりますが、市民の皆様方が投稿できるレシピを募集するなど、本市らしい取り組みも含まれておりました。
そこで、このサイトの閲覧数はどのくらいあるのでしょうか?お伺いいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 決算年度の閲覧数は70162件でございます。
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- 内藤りょうすけ
- 随分多くの市民の方にご利用いただき好評だと感じました。
しかしながら先ほど述べたように、この取り組みに関しては民間も多く取り組んでおりますし、インターネットを活用する等、レシピ等を含めさまざまなものが既ににございます。
行政としてこの食品ロスを無くす為には今後どのような取り組みに力を入れていくことがいいのかを考えなければならない状況に変わってきているように私は感じます。
そこで私は先ほどご説明頂いた「せんだい食品ロスダイアリー」をもっと有効に活用することがこの食品ロス削減に大きな影響を与えるのではないかと感じますが、
改めて「せんだい食品ロスダイアリー」をわかりやすくご説明願います。
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- 家庭ごみ減量課長
- 「せんだい食品ロスダイアリー」は家庭で手付かずのまま、あるいは、食べ残しとして捨てられてしまった食品を記録し、1週間ごとに振り返りを行いながら計4週間の記録を行うものでございます。
ご家庭で捨てられる食品の種類や、量の見える化をすることで食品ロスの削減につなげていくものでございます。
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- 内藤りょうすけ
- ありがとうございます。この「せんだい食品ロスダイアリー」では1ヶ月間その家庭の食品ロスを日記としてつけることにより状況を把握していくことに繋がるものです。
1日だけで見ると大した食品ロスではないように感じますが、1ヶ月で見ると家庭によってさまざまではございますけども大きなロスに気づくことがあるのだと感じます。
この部分を今後力を入れて頂きたいと考えますが、ご所見をお伺いいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 食品ロス削減に向けましては、市民一人ひとりが削減の意識を持ち、計画的な食品の購入などで無駄にしないことや食べ残しをしないことを実践頂くことが重要と考えております。
こうした食品ロス削減の意識づけの一助となる「せんだい食品ロスダイアリー」を多くの市民の皆様にご活用頂けるよう、コロナ禍において中止してきた講座を再開するなど、市民の皆さまに実践して頂く機会を設け、ダイアリーの普及促進を進めて参ります。
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- 内藤りょうすけ
- コロナ禍の影響はあれども、
先ほどの参加人数は15人と少ないのではないかと感じました。
この「せんだい食品ロスダイアリー」では、
仙台市ゴミ減量リサイクル情報総合サイト『ワケルネット』や、食品ロスダイアリーアプリを紹介していますが、
『ワケルネット』の閲覧数はどのようになっているでしょうか?お伺いいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 決算年度の『ワケルネット』サイト全体の閲覧数は702,410件でございます。
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- 内藤りょうすけ
- この「せんだい食品ロスダイアリー」では2019年度に市民モニター調査を行い、513件の有効回答ではダイアリーを記入するだけでも効果有り。
さらには現在はコロナ禍で開催できない状況も多いところではございますが、講座に参加すると食品ロスはさらに減少したという結果もございます。
現在、本市が行っている食品ロス削減に向けた施作は、いずれ無くなることが大事であります。
つまり、市民の食品ロスが0になることが最大の目標だと思います。
まだまだ道半ばではございますけれども、この最大の目標に向け、より多くの市民の皆さまにご自身のロスがどれくらいあるのかをまずは知ってもらうことが重要であり、
より多くの市民の皆さまに「せんだい食品ロスダイアリー」を使って頂くためには更なる広報が必要だと感じます。
その為には本市に協力を頂いている食品ロス削減事業者にもご協力頂きながら広報すべきと考えますか、ご所見をお伺いいたします。
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- 家庭ごみ減量課長
- 「せんだい食品ロスダイアリー」の普及、啓発にあたりましては、食材を購入する、小売店舗等の店頭での広報は効果的であると認識しております。
今後、これまで食品ロス削減啓発に連携して取り組んで頂いております事業者の皆さまに店頭での広報、啓発につきましてご相談して参りたいと考えております。
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- 内藤りょうすけ
- 未利用食品を生活困窮の支援につなげるフードドライブやフードドライブ支援事業について伺って参ります。まずはその内容を確認致します。
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- 家庭ごみ減量課長
- フードドライブ事業は食品ロス削減を図るため、家庭や職場では使いきれない未利用食品を持ち寄り、フードバンク団体などに寄付するものでございます。 平成30年度から事業を開始し、決算年度におきましては市の施設や民間商業施設25箇所に回収ボックスを設置し18779kgを回収致しました。フードドライブ事業は、市内の事業者に回収ボックスやのぼりを貸し出しましてフードドライブの実施を支援するものでございまして令和2年度より事業を開始いたしました。決算年度におきましては24件貸し出しを行い826kgを回収致しました。
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- 内藤りょうすけ
- 令和4年第1回予算審査特別委員会にて同僚議員からも質問がありました。答弁も聞かせて頂き、単純にフードドライブを行う期間や場所を増やせばいいのではないのは理解をしました。また、必要な方へ必要な分の食料が集まるのか等の問題や、協力頂いているJTや東急リバブル、明治安田生命、パソナなどの企業を増やすことも現状では難しいと認識はします。しかし、協力企業を着実に増やしていく事は、フードドライブ事業を継続する上で必要不可欠なのも事実だと考えます。まずはこのような課題についてのご認識をお伺い致します。
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- 家庭ごみ減量課長
- フードドライブ事業につきましては、ボックスの設置や食品の運搬に関しまして多くの民間事業者に無償でご協力をいただきながら実施致しております。フードドライブを充実させていくには食品の回収場所からの運搬頻度を増やす必要が出てきますが運搬にご協力いただく事業者を新たに見つけることが難しいのが現状にございます。
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- 内藤りょうすけ
- 現状は中々難しいとの事です。しかしながらこのような協力を頂く事が必要である以上、どのようにしたらいいのかを検討することが大事であります。そこでお伺いしますが、先程述べた協力頂いている企業の皆様のメリットはどのようなものがあるのでしょうか伺います。
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- 家庭ごみ減量課長
- フード事業への参加、協力することへのメリットですが、企業として求められる社会貢献や地域貢献を行えるという点にあると考えております。
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- 内藤りょうすけ
- 大きなメリットはないとの事です。私も調べてみたところ、例えばJTさんだと本市の小学生対象となっている防災教育でもご尽力を頂いておりました。本市に様々なところでご協力頂いている事を市民の皆様はどのくらい知っていらっしゃるのでしょうか。多くの市民の皆様がご理解を頂いているものではないように感じます。今後このように企業に協力を頂いている事はしっかりと市民の皆様にもご理解を頂く、知って頂くことが、今後も企業にご協力をいただくことにもつながると思いますが当局のご所見をお伺い致します。
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- 家庭ごみ減量課長
- これまでも事業のポスターやチラシ、HPで協力いただいている事業者のお名前を掲載し、紹介しているところでございますが掲載記事や紹介方法を工夫するなど事業者の皆様により協力意欲を持っていただけるよう取り組んでまいりたいと存じます。
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- 内藤りょうすけ
- 先程も申した通り、単純にフードドライブの事業を広げる事は課題もあるのは認識をしますが、今までの状況でも足りないのではと危惧するところでもございます。私は議会でも防災未来フォーラムについて様々質問をさせていただいております。防災においても家庭などを含め様々なところで備蓄をお願いしているところであります。町内会においても備蓄をしているところもございますが、ある町内会から、防災訓練を行うときに備蓄品の確認をし、賞味期限の近いものは炊き出し訓練にて食べて、新たなものを備蓄するようにしているとの事です。このコロナ禍で防災訓練が行えずに、消費が出来ず、未利用食品の活用について相談を受けた事がございました。当時はフードドライブを紹介し、対応出来たところではございましたが、家庭においてはこのような防災訓練は行っておりませんので、備蓄しているものの確認を忘れがちになってしまうのではないかと感じます。家庭においても一定の期間で備蓄の確認をすることは、いざ必要な時にもしっかりとした備蓄となっており、災害に備える事に繋がります。そのような観点から、仙台防災未来フォーラムの会場にフードドライブの受け入れを行うことが出来ないのかと考えます。仙台防災未来フォーラムは毎年開催されておりますし、常設での回収場所を増やすことが難しいというなか、現在の状況より回収量を増やすことにもつながりますし、何より先程申したように、来場者に備蓄品を確認して頂くきっかけとなるものでもあり、実際に賞味期限の近いものを会場に持ってきて頂きやすい状況でもあります。さらには仙台防災未来フォーラムには子どもと一緒にお越し頂く方も多いので、子ども達の食品ロス削減の学びにもつながることではないかと考えます。仙台防災未来フォーラムはまちづくり政策局にて開催して頂いているところではございますが、このような共通のことでもございますので、是非来年3月に行われる予定の仙台防災未来フォーラムにてフードドライブを行って頂きたいと考えますが、当局のご所見をお伺い致します。
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- 家庭ごみ減量課長
- 仙台防災未来フォーラムでのフードドライブ実施についてでございます。フォーラム会場でフードドライブの取り組みをご紹介し食品の受け入れを行いますことはご家庭で備蓄している食品の賞味期限を確認し食品の入れ替えを促すきっかけづくりとしても重要である、また賞味期限の近くなった備蓄食品をフードドライブで回収し活用することは、防災・環境の両面から有益な取り組みと考えております。フォーラム会場でのフードドライブ実施に向け市民の皆様への広報を含め街づくり制作局と連携し準備を進めてまいりたいと考えております。
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- 内藤りょうすけ
- 様々伺わせて頂きましたが、最後に決算の状況を踏まえ、環境局長に来年度に向けた意気込みをお伺い致します。
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- 環境局長
- 食品ロス削減につきましてはこれまで事業者と連携した啓発や仙台食品ロスダイヤリーの普及・促進、フードドライブ事業などに取り組んでまいりました。これらの取り組みなどによりまして、令和元年度では約17700トンだった家庭から出る食品ロスは決算年度においては約11300トンと約6400トン減少したと試算しております。今年度はこれまでの取り組みに加え、市内食料品店等が消費期限の近い食品などを出品し、これを利用者がお得に利用できるマッチングサービスを10月から開始することとしておりまして、事業者における食品ロスの削減にも取り組み始めたところでもございます。ゴミの減量を進めるには家庭ゴミの3割を占める生ゴミの減量が重要でございます。まだ食べられるのに捨てられてしまう食品ロスのもったいないという気づき、市民一人一人が普段の生活の中で意識を高め行動いただけるよう、次年度におきましても市民の皆様、事業者の皆様のご協力をいただきながら食品ロスの削減に向け、取り組んでまいりたいと思います。