活動報告
側溝清掃について

総務財政委員会

  • 内藤りょうすけ
    私のほうからは先日行われました3月6日、7日の2日間で行われた防災フォーラムについて確認を含めて質問をさせていただきます。まずは、先日の防災フォーラムの総括の部分をお示しをいただければというふうに思います。
  • 防災環境都市企画担当課長
    先月開催をいたしました仙台防災未来フォーラム2021でございますけれども、東日本大震災から10年となることを踏まえまして、初めて特別に2日間の開催といたしました。
    1日目の3月6日には東北大学災害科学国際研究所と共催で復興施策の評価と今後の施策の在り方について考えるシンポジウムを開催いたしました。3月7日、2日目には市民大体や教育機関、企業など、様々な団体から震災復興や防災に関する取組の発表や展示、それから、小さいお子様を含めました幅広い年代の方に楽しみながら防災について学んでいただき、体験ができるワークショップですとかステージイベント等を実施いたしました。
    オンライン配信の閲覧も含めまして多くの方々に御参加をいただきまして、市民の皆様とともに震災10年の歩みを改めて振り返り、災害への備えの重要性ですとか未来につながる防災・減災まちづくりについて考える機会となったものと認識をしてございます。
  • 内藤りょうすけ
    次に、コロナ編での参加人数でございますけれども、多くの市民の皆様に御来場いただけたのだというふうに思います。総括でも大変好評であったということのお話もありましたけれども、今年は東日本大震災から10年の節目ということで2日間の開催であった旨は前回の総務財政委員会においても説明を受けたところでございました。 私も3月6日、7日の2日間参加をさせていただいたところでございますが、大変勉強になるすばらしい内容だというふうに感じました。
    しかし、コロナ禍の状況でございましたので、人数制限があったり、事前申込み制というふうになっておったところでございますが、参加人数はどれくらいだったのでしょうか、お伺いをいたします。
  • 防災環境都市企画担当課長
    参加人数でございますけれども、6日の基調講演等、シンポジウムにつきましては、オンラインも含めまして800人以上の方に御参加をいただきまして、7日の発表展示等においては約3,500人の方に延べ御来場をいただきました。2日間で約4,300人の方に御参加いただいたところでございます。
  • 内藤りょうすけ
    2日で初日のオンラインも含めてということですけれども、4,300人もの多くの方にお越しいただいたということでした。
    今年は東日本大震災から10年という節目で2日間の開催となっておった中で、来年はコロナ禍の状況にもよるとは思いますけれども、より多くの市民の皆様に、先ほど大変いいお話も聞かせていただいたところでございますので、多くの市民の方に参加していただくためにも、ぜひ今年と同じような内容で本年度も行っていただければなというふうに思うところでございますが、御所見をお伺いいたします。
  • 防災環境都市企画担当課長
    次回につきましてですが、例年と同じく1日間での開催を予定してございますけれども、内容につきましては今回の実施状況も踏まえまして、防災について楽しみながら学びともに考える場を共有することを基本としながら、オンライン形式等も活用いたしまして、様々な世代のより多くの皆様に御参加をいただけるよう工夫してまいりたいと考えてございます。
  • 内藤りょうすけ
    ぜひ今年度も多くの方に御来場いただいたり、オンライン等々で見ていただいて勉強していただければというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。
    続きまして、3月7日の日に防災謎解きゲームというものが行われておりました。当日私も参加をさせていただきましたが、非常に大変勉強になるゲームだなというふうに思ったところです。
    内容としては、地震が発災したときに身の安全を守る行動をどのようにすればいいのかを解いていくところから始まりまして、身の安全を確保した後に避難行動をするときに何を注意すればいいのか、何を持っていけばいいのか等を答えていくことによって、最後は避難所に行くまでの注意やどの避難所に行けばいいのかを答えていくゲームでございました。
    まず、私自身もこのゲームをさせていただいて本当に勉強になりました。当局の皆様方は実際にこのゲームをプレーされたりはしたのかどうかというのと、もしされたのであれば感想などあったらお教えいただければと思います。
  • 防災環境都市企画担当課長
    今御紹介をいただきました防災謎解きゲームでございますけれども、楽しみながら防災を学んでいただく企画の1つとして御用意をいたしました。 職員は当日の参加はできませんでしたけれども、ゲームで使用いたしました教材の内容については事前に確認をしておりまして、問題も実際に解いてはみたところでございます。
    また、当日の皆さんの楽しんでいる御様子というのは拝見いたしまして、人数を制限して申込み制で開催をいたしましたけれども、各回全て定員満員ということで、大変御好評をいただきました。
    パズルやクイズなどの問題を解いていくうちに、その問題を解いた達成感とあわせて自然と防災に必要な知識を学べるということで、よく工夫をされた教材であると感じたところでございます。
  • 内藤りょうすけ
    感想をありがとうございます。
    私が参加したときにたまたま保育園の先生の方も参加されておりまして、その方とお話をさせていただいたところ、その方も子供たちに大変分かりやすくいいもので、逆に保育園用のものはないのかななんていうお話もおっしゃっていました。売っていればぜひ買って帰りたいななんていう話もございました。
    また、同じテーブルでお子さんと家族で来ていらっしゃった方で、小学1年生の子供だ ったりとか、1年生の子が1人で全てこの問題を全部解いておりました。子供用というものもあって、実は分からないときに裏を見るとヒントが載っていたりもするんだよというものはありながら、勉強のためなのでというものがあったんですけれども、本当に小学校1年生のお子さんが一人で一生懸命解いて、避難所に無事にたどり着いたというところでございました。 会場でも大変拍手にもなったところでもあったんですけれども、そういう子供もいらっしゃいました。
    私が参加させていただいた1回の回だけでもこのような感じでございましたし、子供たちは大変楽しそうにゲームをやっていたような印象でもございました。
    それで、先ほど令和3年度仙台市総合防災訓練の話の中でも学校の防災教育の御説明等々ございましたが、やはりゲーム等々で楽しみながらやるというのは非常に子供たちにとっても効果が高いのかなというふうに思いました。前回の委員会でも私もそのようなことで残していただければなというようなお話もしたところでございますけれども、ぜひ今後学校で行う例えば避難訓練のときにでもこのようなゲームで、まず予備知識を学んでい ただいてから実際に避難訓練をするというふうにすると効果があるんではないかなというふうにも感じましたし、ゲームで楽しく学んだことであれば子供たちも実際に発災したときに覚えていただいている部分も多くあると思いますから、しっかりとした避難行動が取れるようになり、その結果市民の皆様の安全につながることだというふうに思いますので、ぜひ他局との連携を取りながらこのようなよいものを常日頃の活動として残していただくことが大切だと思いますけれども、当局の御所見を伺います。
  • 防災環境都市企画担当課長
    学校教育における防災教育の重要性は大変重要と考えてございまして、特にゲーム感覚で遊びながら学ぶということについては御指摘のように印象にも残りやすく、また、各家庭においてお子さんが学んできたことが家庭に波及をしていくということで、そういった効果も期待できるということで、大変重要な取組であると認識をしてございます。
    これまで教育委員会とも連携をしてございまして、防災教育の推進について連携して取 り組んできたところでございますが、そのネットワークを通じましてこのような活動、 様々な工夫についても共有をいたしまして、各学校における防災教育の面での工夫につながるように働きかけてまいりたいと考えてございます。
  • 内藤りょうすけ
    そのようなふうにしていただけるということでございましたので、ぜひ子供たちに楽しんでいただきながら学んでいただくようにしてもらえればありがたく思います。
    続きまして、前回の委員会でこれもお話しさせていただいたマイタイムラインを防災フォーラムで行っていただくことを求めさせていただいて、実際に行っていただきありがとうございます。
    このことについての市民の皆様の感想や当局の皆様の御感想をお聞かせいただければというふうに思います。
  • 減災推進課長
    当日は本市の防災・減災アドバイザーが聴講者に対しまして、風水害に備え自分や家族の取るべき行動をあらかじめ時系列で整理しておくマイタイムラインに つきまして、ハザードマップの見方や避難のタイミングなどの解説を加えながら、スライドを用いてマイタイムラインを完成させていく要領で説明のほうを行いました。
    講義終了後にアンケート等は実施しておりませんが、会場内での御意見や後日いただきましたお電話での感想では、分かりやすい説明でマイタイムラインを簡単に作ることがで きた、それから、命を守るために避難することの大切さが分かった、避難所だけでなく自分にとって安全な場所に避難する分散避難について理解ができたなどの御意見をいただいておりまして、おおむね好評であったと認識してございます。
  • 内藤りょうすけ
    ありがとうございます。
    私も当日こちらを求めさせていただいて、皆様には申し訳なかったんですけれども、実 は先ほどの防災ゲームと同時刻にちょっと開催しておったようで、私こちらのほうで活動させてもらっていて、私自身ができなくて申し訳ございませんでした。
    そんな中ではございましたけれども、私自身のフェイスブックでこういうマイタイムラインのことを掲載させていただきました。そうしたら、市民の方から「ああ、このような ものがあるのを知らなかった」、また、そういう中で私のフェイスブックを見てマイタイムラインを作成してみたというようなお話を伺うことができたんです。
    その中で、本市のマイタイムラインは大変すばらしいというふうに感じたところでもございますが、知らないという市民がいる現状を変えていくことがやはりいざ発災時において市民の皆様の安全を守ることにつながるのだというふうに思います。
    109万市民の皆様にマイタイムラインを作成していただくためにも、今後もこのよう なイベントだけではなくて、様々な方法で周知をしていくことが必要だと思いますが、今後どのようにしていこうとお考えかお伺いをいたします。
  • 減災推進課長
    風水害に備えまして一人一人の家族構成や生活環境に合わせましてあらかじめ作成する自分自身の避難計画でありますマイタイムラインは、今年度改正いたし ます本市の地域防災計画にも盛り込むこととしておして、今後はその地域の説明会におきまして周知を図りますほか、仙台市地域防災リーダーSBLのバックアップ講習会のテーマに加え普及を図ることとしております。
    現在も市ホームページや防災・減災アドバイザーの各種広報メディアへの出演などにより普及啓発を図っておりますが、仙台市動画チャンネル仙台Tubuのさらなる活用などによりまして市民の皆様に周知を図り、地域への浸透に努めてまいりたいと考えております。
  • 内藤りょうすけ
    先ほど令和3年度仙台市総合防災訓練についてのところで今のお話なんかでいろいろSBL等々でも活用していただけるというお話があったところでありますが、さらに今御答弁の中で仙台Tubuを使った周知をしていただけるというふうにいただきました。
    様々なことで周知していただけるのは本当に安心したところですけれども、私としても特に仙台Tubuを使った周知はこのコロナ禍の中、なかなか勉強会に参加に行くことも難しかったりとか、勉強会に来られなかった方が後でいつでも仙台Tubuで見ることができるということが大変よいことだというふうに思います。
    今後の周知ではぜひ仙台Tubuを作成されたときなんかに何かの仙台市政だよりとか、そういうところでQRコードも一緒につけていただいて、より皆様に見ていただきやすいようなもの等としていただきながら、実際に109万人の市民の皆様全員がマイタイムラインを作成していただけるように引き続きお願いを申し上げて質問を終えます。