議会報告
-
-
公園化した追廻地区の広瀬川活用について
-
ナイトコンテンツでは、演出は非常に大事だと考えますが、先程のプロジェクションマッピングを使って懸造を投影するだけでは、長くその場に滞在して頂くことにはつながりにくいとも考えます。
そのようなことも合わせて考えていくと、あのような公園化をした追廻地区を、仙台の新たな魅力となる場所にするために、広瀬川に屋形船を浮かばせることは出来ないのかと考えます。
例えば、東京の隅田川の花火大会では、一年前から花火大会の日の屋形船の予約が一杯になるとも伺いました。
仙台でも七夕前夜祭もあり、屋形船から、食事やお酒を楽しみながら花火を観覧頂くのも一興だとも感じますし、先程のプロジェクションマッピングを使った懸造や仙台の夜景を見ながら屋形船でお食事をして頂き、そのあとは国分町や、仙台の中心部にてお楽しみ頂くような仕掛けを作っていくことが、結果仙台の宿泊にも繋がっていくものであるとも考えますが、当局のご所見をお伺い致します。
-
-
仙台市からの回答
- 青葉区長:
屋形船の活用や中心部への周遊促進についてでございます。
青葉山エリアを訪れる方々に長く滞在していただくためには広瀬川を含めエリア内のさまざまな観光資源を線で結び、エリア全体の魅力を高めていくことが重要であると認識をしております。
ご提案いただきました屋形船につきましては、広瀬川の水位不足などの課題があるものと認識をしておりますけれども、飲食しながら夜景観光ができる環境づくりや民間のアイディアを生かしたナイトコンテンツの造成支援など、滞在環境の充実や回遊性向上につながる取り組みを進めてまいりたいと考えております。
議会報告
-
-
プロジェクションマッピングを活用した懸造りについて
-
懸造の復元について伺います。
これも令和5年第4回定例会にて様々伺いましたが、文化財課に現状を確認したところ、国のルールが変わらないため、仙台市では現在調査も行っていないと伺っております。
以前の答弁では、国のルールが変わった時には調査を行うと伺っておりますので、今後も国のルールを注視して頂き、タイミングを逃すことなく取り組んで頂きますようお願い致します。
先日7月に全国乳癌学会がこの仙台で開催をされました。その時にはMICEの取り組みとして外で行うという全国初となる取り組みを行って頂いたことは評価致します。
私はこのことを踏まえ観光庁で説明を受けて参りました。今後のMICE誘致において仙台としての強みは仙台城跡を活用したイベントを行う事は他都市には出来ない魅力の創出にもなるとおっしゃっておりました。
乳癌学会の時には、プロジェクションマッピングを使った野外での景観を作り、そこで仙台の名物等を食べて、飲んで頂き大変好評であったと伺っております。
そこで、先程述べた、懸造を復元するのが難しい状況であるならば、プロジェクションマッピングを使って懸造を作ることは出来ないのかと考えます。
技術的には可能だとも観光庁でも伺っております。本市が現在力を入れている青葉山エリアの新たな魅力創出にもつながりますし、ナイトコンテンツとしても良いのではないかと考えます。是非プロジェクションマッピングを使った掛け造りを文化観光局で行うことは出来ないかと考えますが、ご所見を伺います。
-
-
仙台市からの回答
- 市長:
青葉山エリアでの最新の映像技術などを活用した魅力づくりについてでございます。
仙台上跡を含む青葉山エリアは伊達の歴史と文化に育まれた本市の始まりの地でありまして、ここを拠点として国内外から多くの観光客を惹きつけていくという思いから新たな観光戦略では、時代へつなぐ青葉山エリアの価値の進化を重点プロジェクトの筆頭に掲げたところでございます。
-
-
活用方法について
-
また、仮にこのようなプロジェクションマッピングを使って懸造を作り上げたとして、いつそれを行えばいいのかと考えます。
もちろん、先程述べたようなMICE誘致のイベントや、緑彩館で行うイベントで活用して頂きたいのはもちろんですが、一年中投影するのでは費用も掛かりますし、特別感もなくなってしまいます。
そのような観点から、例えば毎月政宗公の命日にちなんで24日に投影するというような考えも良いかと考えますが、私は政宗公の兜にちなんで、毎月三日月の日に投影することにより月の暦により毎月何日に三日月になるかはその月により違うため、定期的に行うものでも、不定期感を漂わせるものとなり、繁忙期だけではなく仙台の賑わいの創出につながると考えますし、仙台を知って頂くためのきっかけにもつながると感じます。
このような特別感を持たせながら活用して頂きたいと考えますが、ご所見をお伺い致します。
-
-
仙台市からの回答
- 市長:
今後、ご提案のございましたプロジェクションマッピングでの試写、映写も含めまして、最新のデジタル技術なども活用しながら本市ならではの歴史を感じ、エンターテインメントとしても楽しんでいただけるよう、魅力的でそして特別感のあるコンテンツを造成してまいりたいと存じます。
議会報告
-
-
青葉山公園入口の維持管理や活用に係る協定について
-
現在本市の所有している青葉山公園本丸広場に入るためには宮城県護国神社の入口を通らないと入れない状況になっております。
この状況については、令和5年第4回定例会にて何とか問題の解決につなげるために本市でも、維持管理や活用に係る協定を結んでいくことの必要性を述べ、現在協定に向け進んでいるところは評価を致します。
本市の青葉山公園の入り口にもなっている場所を本市がお借りし、維持管理を行うなどの協力をすることにより、仙台はじまりの地として、また、仙台の大きな観光地としてより良いものになるのではないかと考え伺いましたが、まずはその進捗状況の確認を致します。
また、このような状況をいち早く解決していくことが重要であると考えますが、来年度の予算編成においてしっかりと財政局にも理解をして頂きたいと感じますが、ご所見をお伺い致します。
-
-
仙台市からの回答
- 青葉区長:
護国神社との表参道等の維持管理協定締結に向けた進捗状況についてでございます。
昨年来、歩行者の安全確保や管理手法、費用負担などにつきまして、護国神社と意見交換をしてまいりました。
現在は借地によらない形で双方が協力し、表参道等の維持管理を行う協定案をお示しさせていただいておりまして、締結に向けて調整を進めているところでございます。
また、締結後に協定に基づき新たに必要となる維持管理費用につきましては、財政局と協議をしながら予算確保に努めてまいります。
議会報告
-
-
仙台城石垣復旧完了までのシャトルバス運行ついて
-
先日の代表質疑でもございましたが、令和6年度中に復旧予定となっております仙台城石垣復旧事業について伺います。
当初の予定から遅れが生じており、復旧予定が令和7年夏頃と伺っております。
新たな工法を用いての作業と伺っておりますので、しっかりと復旧をして頂き、今まで通行止めとなっておりました、市道仙台城跡線が一日も早く開通出来るようによろしくお願い致します。
第40回全国都市緑化仙台フェアから通行止めとなっており、本市が力を入れている青葉山公園までの登城ルートとして仙台緑彩館前から、中ノ門までの間をシャトルバスを運行して頂きました。
また、昨年もゴールデンウイークやお盆、シルバーウイーク等の観光客が多い時期にはシャトルバスを運行して頂きました。利用した方からの感想でも非常に喜んで頂けたものと感じており大変評価を致します。
今回の石垣復旧が終わる予定の前には、ゴールデンウイークもございますし、夏頃の復旧ではお盆の時期を超えてしまうかもしれません。
そのような事も踏まえ、石垣復旧が終えるまでの間、引き続きシャトルバスの運行をして頂くことを求めますが、当局のご所見をお伺い致します。
-
-
仙台市からの回答
- 文化観光局長:
市道仙台城跡線におけるシャトルバスの運行についてです。
昨年度より石垣復旧工事中の渋滞対策として繁忙期にシャトルバスを運行しましたが、多くの方にご利用いただき好評を得たところでございます。
次年度におきましても通行止め期間が繁忙期まで継続する場合には、シャトルバスを運行し、渋滞対策や観光客の利便性の向上を図ってまいりたいと存じます。
議会報告
-
-
市道青葉山亀岡線の街灯問題について
-
市道青葉山亀岡線の街灯について伺います。
宮城県護国神社の駐車場入り口から、東北大学までの間が街灯も少なく非常に暗いのが現状であります。
私は何度も夜の0時頃におそらく大学生の方がここを歩いているのを目撃をしておりますが、その中でも女性の方がここを走っているのを何度も見受けました。
遅くまで大学で勉強に励まれ帰宅するところだと思いますが、遅い時間ですので地下鉄も終わっており、歩いて帰宅するしかない時間の中走っているのは、暗くて怖いという思いだと感じました。
是非ここに街灯を設置出来ないか以前高橋副市長とお話をさせて頂きましたが、植物園にある天然記念物である樹木に街灯が当たってしまうため難しいと伺いました。
確かにそのような天然記念物の考えはあるにしろ、私は人の命と植物の命とどちらが大事なのかと感じました。現在は東北大学前の歩道には、歩行者の足元を照らすブルーの膝ぐらいまでしかない街灯が設置されております。
また、先日の市民教育委員会の視察で伺った福岡城でも敷地内に多くの膝ぐらいの高さの街灯が設置されておりました。
案内頂いた方にも伺いましたが、夜でも福岡城の敷地に入れるため、歩行者の足元を照らすものであるとの事でもありました。
また、市道青葉山亀岡線は修学旅行生が歩いている姿もよく見かけます。観光で訪れたかたにも安全に繋がるところでもありますし、なによりそのような街灯があることで、景観にも優れるようになると感じます。
また、大変暗く狭い場所でもございますので、歩行者が確認しづらいところでもございますので、事故防止にもつながるところだと考えます。令和7年度に市道青葉山亀岡線の補修工事も行うと伺っておりますので、そのタイミングで合わせて設置をしていくことは出来ないのかとも感じました。
是非市民の安全のため、植物に影響をしない形での歩行者の安全確保のため、膝ぐらいまでの街灯を設置して頂くことを求めますが、当局のご所見をお伺い致します。
-
-
仙台市からの回答
- 青葉区長:
市道青葉山亀岡線の街灯についてでございます。
当該区間のうち、宮城県護国神社から続くカーブ箇所には道路照明等を設置しておりますが、それ以外の区間にはないため夜間、車両から歩行者等を認識しにくい状況にございます。
この区間は国指定史跡、仙台城跡の中にあり、また動植物等への配慮が必要な区域でもあることなどから、国や東北大学植物園等の関係機関と整備支所を含め安全確保に必要な道路照明施設の設置について協議をしてまいります。