活動報告
側溝清掃について

議会報告

  • 青葉通駅前エリア 市民が誇れる仙台の玄関口について

    青葉通駅前エリアの取り組みについて伺って参ります。
    この青葉通駅前エリアづくりの視点では、仙台の個性・強みを生かしながら、様々な人がこのエリアに行きたくなり、訪れる人に仙台の第一印象として好印象を与える、市民が誇れるエリアとすること。また、エントランスの役割として、他エリア(東北、仙台市内、都心各エリア)へ導く事となっております。
    今年の9月23日~10月10日までの18日間で社会実験を行い、年度末に結果を取りまとめ、令和5年度に将来ビジョンの策定を行うと予定されております。令和3年第2回定例会にて我が自由民主党の高橋たくみ議員から黄金の伊達政宗公の像をとの提案がありました。これが出来る事によりこのエリアを訪れる人に仙台の第一印象として好印象を与えるのではないかと私も考えます。さらには仙台城跡にはお城がないという所でもございますので、駅からお城が見えるわけでもございません。
    本市は伊達政宗公の時代から築き上げられた部分も多く、本市もその認識でいるとは思いますが、仙台を訪れた方からは少し物足りないと感じられてしまうのではないかと危惧するところです。当時仙台城にはかけづくりと呼ばれる伊達家独特のものがございました。
    このかけづくりの復元に向け以前は多くの市民の皆様がご努力をされておりましたが、民間だけでは難しいとの話もございます。
    郡市長は本市では伊達文化を大事にされ、そのお気持ちから令和3年度より、大手門復元に向けて舵を切って頂いたのだと思います。
    このかけづくりを民間の皆様方と一緒に復元をさせていくことは本市の観光資源となるだけではなく、青葉通駅前エリアをつくるうえで大きな影響をあたえ、結果訪れる人に仙台の第一印象として好印象を与える、市民が誇れるエリアとなるのではないのでしょうか。市長のご認識をお伺い致します。

    また、本市の全国でも有名となっているイベントの一つに仙台光のページェントがございます。
    近年はコロナ禍の影響もあるところではございましたが、光のページェントを見に来られた観光客が仙台駅を降りて何を思うのでしょうか。
    本市の玄関口となる仙台駅を降り、ペデストリアンデッキに来て見えるのは、光のページェントではなく、民間のイルミネーションです。
    私が子どもの頃は青葉通りでも光のページェントが開催されておりました。予算や、東日本大震災で保管していたところが被災し、多くの光のページェント用の資源を失った事も影響しているのは認識をします。
    青葉通の光のページェントを再開することは大変難しいのは認識をしますが、観光客がペデストリアンデッキでみるのは光のページェントではないのも事実です。
    先程もうしあげた通り、青葉通駅前エリアは訪れる人に仙台の第一印象として好印象を与える、市民が誇れるエリアとすることを視点としているのであれば、光のページェントの時期にはこの青葉通駅前エリアを本会場となる定禅寺通へ誘導するため、部分的にイルミネーションを行う等の施策をすることで観光客にわくわくしてもらう事に繋がるのではないかと考えます。
    将来の青葉通り駅前エリアのあり方を検討する上では、この場所を訪れた人が、市内の魅力あるイベントや観光地などに導かれるような場所にしていく事が重要と考えますし、青葉通駅前エリアづくりの視点に合致するものではないかと考えますが、当局のご所見をお伺い致します。

     

  • 仙台市からの回答

    都市整備局長:
    青葉駅前エリアに関するご質問のうち、はじめにエリアのあり方に関するお尋ねについてお答えを致します。
    青葉駅前エリアにつきましては公共空間の利活用により、このエリアならではの賑わいや魅力を生み出すことで、多くの人を引きつけさらに他のエリアに導くといった都市の回遊性を高める機能を果たしていくことが重要と認識しております。
    そのため、今月23日から実施する社会実験におきましても多くの人が駅前エリアを訪れたくなるような魅力ある空間づくりやイベントの実施に加え、他のエリアへ誘導するイベント情報の発信や回遊マップの配布、伊達バイクのコート設置などの試みを行うしてこととしております。
    将来このエリアが仙台の顔、東北の玄関口に相応しい場所となり、さらに都市回遊の起点となるよう社会実験の効果なども十分に検証し、将来ビジョンの策定に向けて検討を深めて参りたいと存じます。 

     

    教育長:
    仙台城跡におけるかけづくりの復元についてのご質問についてお答えを致します。
    青葉通りから続く青葉山エリアにおきましては、史跡仙台城跡整備基本計画に基づき、仙台城跡の城郭らしい景観づくりを進めることとしておりますが、かけづくりは歴史的な資料が十分ではないことから復元することは難しい状況にございます。
    現在、市街地から見て自然環境と調和した歴史的な眺望、政宗ビューの実現を目指しており今後も関係局と連携を図り仙台市街地を含む仙台城跡周辺との回遊性の向上の取り組んで参りたいと存じます。