活動報告
側溝清掃について

総務財政委員会

  • 内藤りょうすけ
    風水害時の避難行動の見直しについて伺います。市民の皆様が避難行動をする判断として、避難行動判定フローで判断をしていただくことに加え、マイ・タイムラインによってどのように避難をすればいいのかを事前に市民の皆様に考えていただくことは重要であると認識しますし、そのように対応していただいていることに感謝をいたします。
    改めて確認を含めて質問をいたします。 背景には、大雨、台風等の災害に適切な避難行動が行えるよう、ハザードマップを活用してあらかじめ避難場所を検討し、一人一人の家族構成や生活環境に合わせた避難計画を作成するマイ・タイムラインの取組を推進していく必要があると記載されております。現在、マイ・タイムラインを市民の皆様方はどのくらい作成していらっしゃるのか、お伺いをいたします。
  • 減災推進課長
    本市では、風水害の発生に備えて、一人一人の家族構成や生活環境に 合わせあらかじめ作成する自分自身の避難計画であるマイ・タイムライン、わが家の避難計画について、昨年度の9月より市民の皆様への周知啓発を行ってまいりました。
    マイ・タイムラインは、各個人や御家庭の避難計画であり、現在、計画策定に関するデータはございませんが、今後、防災に関するアンケートを実施する際の項目に入れることなどを検討してまいりたいと存じます。
  • 内藤りょうすけ
    よろしくお願いをいたします。
    また、災害はいつ起きるか分からないものでございますので、あらかじめ避難場所を検討し、とありますが、自分の住まいでの計画作成になるものだと思いますが、被災したときには必ず住まいにいるとは限らないと思います。例えば仕事や買物に行っているときに 発災することもあるかもしれません。
    また、高校や大学等、住まいと離れたところに行っているときに発災するかもしれません。そのような場合にはどのようにすればよろしいのでしょうか。お伺いをいたします。
  • 減災推進課長
    これまで本市では市民の皆様が勤務先や学校等のふだんよく行かれる場所で災害が発生した場合に備え、そのエリアの災害リスクや最寄りの避難場所について、日頃よりハザードマップにて御確認いただきますよう、様々な機会を捉え、周知啓発を行ってまいりました。
    外出先にて災害が発生した場合、まずは御自身が所在している場所の災害リスクについて、スマートフォンなどにより本市ホームページ等でハザードマップを御確認いただきまして、その上で避難する必要がある場合、安全なエリアや最寄りの指定避難所等へ避難していただくことが必要となります。
    今後、こうした災害への備えについて、より一層市民の皆様へ浸透できるよう取り組んでまいりたいと存じます。

  • 内藤りょうすけ
    ありがとうございます。
    同じように、県外から出張等で来られた方や旅行客の方はどのようにすればよろしいのでしょうか。お伺いをいたします。

  • 減災推進課長
    県外など市域外から来られた方が市内で被災した場合の避難行動につきましては、市ホームページからハザードマップや避難所等についてスマートフォンなどで確認しやすいよう、市ホームページのトップページに防災緊急情報のバナーを配置しておりますが、今後、その周知の在り方についてさらに工夫してまいりたいと存じます。
  • 内藤りょうすけ
    御答弁ありがとうございます。
    様々ちょっと確認をさせていただきました。市民の皆様方が避難行動フローやマイ・タイムラインで事前に準備をすることは大切だと思いますので、しっかりと109万市民の 皆様方が事前に準備してもらえるように、周知をしっかりしていただきますようにお願いを申し上げます。
    また、事前に準備できなかった場合や、県外から来られた方は特定できないので、事前に準備をするのはなかなか難しいところだと思います。そこで、例えば駅などのところに、避難をしなくてはいけないときに利用してもらうために、いわゆる災害関連のQRコード等を常に壁などに見えるようにしておくことや、またほかに外にあるデジタルサイネージ等にも表示をすることも必要だと思います。御認識をお伺いをいたします。
  • 減災推進課長
    今後、災害時における情報伝達の多重化、こちらを図るため、デジタルサイネージの活用なども含めまして、屋外における情報伝達についてさらに検討してまいりたいと存じます。
  • 内藤りょうすけ
    避難行動判定フローやマイ・タイムラインを使って事前に準備してい る方がどのくらいいらっしゃるか分からないとのこともありましたので、ぜひ市民の皆様を含め、発災した場合には皆様が混乱をせずに速やかに安全な避難所に避難できるように、そのような検討もしていただければというふうに思います。
    続きまして、避難所における感染対策について確認をさせていただきます。 背景に、引き続き避難所の感染対策を推進していく必要があると書かれております。昨年の今和2年第4回定例会におきまして一般質問をさせていただきましたが、避難所の新 型コロナウイルスで実証実験がなされている抗ウイルスコーティングについてですが、一般質問のときの答弁では効果持続時間や費用対効果を考えながら検討していくとのことですが、現在どのような検討がなされているのでしょうか。お伺いをいたします。
  • 危機管理室参事兼防災計画課長
    避難所における感染症対策としましては、マスクや手指消毒薬のほか、プラスチック段ボールパーテーションを全ての避難所に配備いたしました。さらに、今年度末までにフェースシールドやアイソレーションガウン、ブルーシー ト、簡易ベッドなどを配備する予定としております。
    御提案の抗ウイルスコーティングなどの新しい対策の導入につきましては、効果の持続性や安全性の検証や費用などについて、様々課題があると考えてございます。したがいまして、配備する物資などの消毒につきましては、避難所運営マニュアルに示しております消毒方法を着実に実施してまいるようにお願いしてまいりますが、引き続き効果的で安全性の高い方策について情報収集いたしますとともに、今後とも避難所所管課との連携を深め、感染予防に努めてまいりたいと存じます。
  • 内藤りょうすけ
    避難所の感染対策を推進していくということでございましたので、お話をさせていただいたところでございますが、様々な課題もあるかと思いますけれども、市民の皆様方の安全・安心のためにしっかり検討を進めていただくことを求めて、質問を終わります。