市長:
道徳教育の在り方についてでございます。 道徳教育は、人間としての生き方を考えて、主体的に判断をした上で行動し、自立した人間として他者とともによりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことでございまして、私といたしましても人間として生きる土台というふうに考えているところでございます。
今般の感染症が拡大する中で、子供たちは医療従事者の方々の献身的なこの対応を目にして、道徳的な実践意欲が育まれたこともあるものと考えます。
これからの社会を担う本市の子供たちが、多様な価値観を持つ人々と手を携えながら問題解決に当たろうとする態度を育み、考えを深めていけるよう、教育委員会の取組を支援してまいります。
教育長:
私からは教育に関し、市長が答弁した以外の御質問にお答えいたします。
初めに、道徳の授業参観についてでございます。 道徳科は全ての教育活動を通じて行う道徳教育の要であり、その授業を保護者や地域の方々に公開することは、学校における道徳教育への理解と協力をいただく上でも有効な方法の一つであり、これまでも多くの市立小中学校において、道徳の授業参観を行ってきたところです。
保護者の方が参観することにより、家庭において道徳の授業が話題になるなど、 親子のコミュニケーションが一層深まることも期待されます。
今後も、家庭や地域と連携を図りながら、児童生徒の豊かな人間性や道徳性を育んでまいりたいと存じます。