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議会報告

  • 私有地に対する土砂災害の問題について

    土砂災害の件について伺います。
    このたびの台風十九号や大雨の被害で、土砂崩れが多くございました。しかし、この土砂崩れによる被害に遭われた皆様に、仙台市として対応ができないところも多くございます。公共地であれば仙台市が対応していきますが、私有地においては基本的に所有者の負担にて修復をしていただくことになっております。今回は災害にも認定されましたが、国でもこの対応をされておりません。
    例えば、土砂崩れの被害により私有地で被害があった方が、一度は自己負担で修復をしていただいた場所がまた被害に遭った場合に、二回目は修復するお金がなくなりそのままにしたり、一回目よりも簡易的にしか修復できないこともあると思います。そうなると、その所有地の近隣にも被害が及ぶ可能性が出てくると考えられます。
    土砂崩れしやすい場所も、ここ最近の台風や大雨の被害状況を見ると予測ができるところもあると思います。こういった場所に対して国が対応してくれないのであれば、仙台市として、しっかりと地権者の方々と話し合いをし、可能な限り対応する必要があるのではないかと考えます。その対応をすることで、二次災害を軽減できますし、近隣の方々も安心してそこに住んでいただけるものと思いますが、当局の御所見を伺います。
    また、土砂災害において、民地であれば自己負担で直していただくことが大前提となっておりますが、仙台市でも、被害の程度に応じて災害見舞金、災害義援金、 応急修理等の支援制度がございますが、これらはり災証明に基づき適用されるもので、土砂崩れにより住家被害が生じた場合には適用となる場合もございます。しかし、先ほど申し上げたとおり、土砂災害は基本的には所有者が対策をしていただくのが大前提となっております。このように、そこの状況により対応が変わるというのは、非常に皆様にわかりにくいものであります。
    このようなことから、仙台市として対応が難しいところは、しっかりとこの現状を国に伝え、強く要望する必要もありますし、同時に、仙台市としてもある程度でも対応していくことができるようになれば、住民の皆様も安心して住める仙台となるのではないでしょうか。
    地球温暖化の影響により、今後は台風や大雨もより強いものになってくると考えられます。そうなる前にいち早く対応していただくことが、市民の皆様の安心・安全につながっていくものだと思いますが、当局の御所見を伺います。
  • 仙台市からの回答

    土砂災害への対応に関する御質問にお答え いたします。
    台風第十九号などにおける宅地被害に対しましては、速やかに現地調査を行い、 二次災害を防止するための必要な措置を講じたほか、住民の皆様の御相談に応じな がら、復旧に向けた助言や指導を行ってきたところでございます。しかしながら、防災工事に当たりましては、住宅金融支援機構や本市独自の融資制度などはあるものの、多額の費用を要することなどから対応が進んでいない状況となっております。
    現在、国において、宅地の防災対策を強化する方針のもと、一定規模以上の盛り土造成地に対する支援の拡充が検討されておりますが、この対象とならないものにつきましても、引き続き復旧に対する支援を国に要望していくとともに、本市といたしましても、国の動向を注視しながら、他都市の助成制度なども参考に、有効な支援のあり方について検討を進めてまいりたいと存じます。