議会報告
-
-
市長の被災地視察について
-
被災地への市長の視察について伺います。
災害発生して数日後には、市長みずからがさまざまな現場に視察に来ていただいたとのことで、地域の皆様も大変喜んでいたと聞いております。当時は被災地に水があふれているところで、市長も遠目に見ていかれたと聞いております。市長がすぐに視察に伺っていただいたことには感謝を申し上げますが、すぐに対応がされなかった場所もあると聞いております。
そこで、市長にお伺いをいたします。視察をされた後にどのような指示を出されていたのか、また、水が引いてからは一度視察に伺った被災地に再び伺ったのか、お伺いをいたします。
先ほども申したとおりですが、市長みずからが視察に伺ってくれたことで、市民の皆様も対応していただけると思い、大変喜んでいたと聞いております。その後の対応がなされずにがっかりしている方もいらっしゃいます。がっかりされた市民の皆様に、ぜひ市長のお考え等をお示しいただくことが、市民の皆様の信頼を得、安心・安全につながっていくものだと考えますので、市長の視察に関しての御所見をお伺いをいたします。
-
-
仙台市からの回答
-
市内被災地の現場への視察についての御質問にお答えを申し上げます。 台風第十九号による豪雨災害では、本市でも各所で被害が発生いたしまして、多くの方々が被災をされました。私も被災状況を現地で把握したくて、市内住宅地でののり面擁壁の崩落箇所、あるいは稲わらが堆積をする被災した農地、河川の越水によって浸水被害を受けた集落などの現場を回らせていただきまして、農家の方々や町内会の方々から直接お話を伺ったところでございます。
こうした視察も踏まえまして、庁内の関係部署には、被災された方々の生活再建、また被災箇所の復旧・復興が少しでも早く実現するように指示をいたしました。また、被災者の支援制度につきまして、拡充の要件の緩和など、国や県に対して、認めていただけるように、指定都市市長会や宮城県市長会を通じて要請してきたところでございます。
引き続き、台風第十九号による市内の被災実態を踏まえまして、被災された方々の生活再建や被災箇所の復旧に向け、取り組みを進めてまいりたいと存じます。