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議会報告

  • 教育問題について

    続きまして、教育の事について伺います。
    近年この日本におきまして様々な物騒な事件が多くございます。例えば近年増えている詐欺や、家族間の事件等が多くなってきております。詐欺では自分が楽をして他人のお金を騙し取ることも増え警察等もそのような被害が出ないように対応は必至にして頂いているところではございますが、現状はいたちごっこのような状況です。
    特にオレオレ詐欺のような詐欺ではターゲットを高齢者に絞り高齢者の皆様が老後の生活のために貯蓄しているお金をだましとる事は、私はその方の命にも関わる問題だと認識しております。また、家族間の事件では、子が親を、親が子をといった事件が多発しておりますが、そもそも人の命の尊さ等の認識が薄くなっている事で起きる事件ではないかと考えます。以前はこのような事件は少なかったと思いますが、近年このような事件が増えている根底には人としてのモラルや道徳心が薄れてしまっているのではないかと考えます。
    そのような考えから、教育問題について伺います。
    2018年より道徳の教科化がされました。私も新しい道徳の教科書を拝見しましたが、国語の教科書に似ており文章を読みAさんとBさんはこの時どんな思いであったか?等の質問を答えるものでございました。国語と違い道徳では明確な答えはないものでした。
    実際に教育にあたっている先生にお話しを聞かせていただいたところ、指導においても各々の先生の判断によるもので、さらには教科書以外のものを使っての指導も各々の先生の判断で行えるとの事でした。その先生のお話だと教育者の共通認識による教えではなく、ちゃんと指導できるかは先生によりけりだとのお話も伺いました。
    教育という立場で指導する以上教育者側にもしっかりと指導のため学んで頂かなければならないと感じました。
    教えてもらう先生や地域ごとに考え方が違うのでは共通の道徳にはならないと感じます。
    また、道徳心があれば起こらなかったのではないか?というような問題も多くございます。
    そのために、道徳の教科書並びに先生の指導に対してしっかりとした教育をしなければならないと思います。教科書の問いに対して、子供達の答えが間違っているものはしっかりと正して頂かなければならないと思いますし、教師の指導も一律にしていかなくてはならないと思います。
    そのようにしなくては、せっかくの道徳の授業が生かされないように思えます。子供は学校教育による教えと家庭内での教えと両方で学ぶ事が大事だと考えます。近年の物騒な事件においても、双方が道徳心を学んでいれば、命の尊さ、生まれてきたありがたさ、親への感謝を知ることによりおじいちゃん・おばあちゃんにも感謝をする事を理解していくと思います。
    また、子供は悪気がなくやっていてもそれを注意してくれる人がいない事により子供はそれを許される事だと認識をしてしまいます。
    当局はモラル教育を学校と家庭で連携して子供達に指導しているとの事ですが、子供が学校から渡されるプリントに書かれてあっても、それが親に渡されていない事や、渡されても親が読んでいない事もございます。これでは中々親と子が共通して認識をするというのは難しいのではないでしょうか?
    そこで現在問題となっているモラル教育や道徳を授業参観で親と子が一緒にいるときに学んでもらってはいかがでしょうか?
    このようなやり方でモラル教育や道徳を親と子が一緒に学んで頂く事で家庭内でもこのような共通認識での教育ができるのではないでしょうか。当局のご所見を伺います。
    子供達は学校や家庭の両方で学んだ事により成長し大人になっていくものだと思います。算数や国語・英語・理科・社会というような学力の学びももちろん大切な事でございますが、先程申し上げた通り、子供達が道徳をしっかり学んで頂き成長してもらうことで近年多くある悪質な事件等も減っていくのではないかと考えますし、将来この国を背負って頂かなければならない世代になった時に共通の道徳を学んでいないことにより、協調性なども薄れ連携を取れなくなってしまうのではと心配するところでございます。
    個々の能力は高くても連携が取れない事で1+1=3どころか1+1=2にもならなくなってしまうのではないかと心配です。
    このような観点からモラルや道徳をしっかりと学んで頂く事はこの国の将来を考える場合に必ずや必要なものだと思います。それが仙台市のためにも必要な事だと考えますが市長のご所見を伺います。

  • 仙台市からの回答

    市長:
    道徳教育の在り方についてでございます。 道徳教育は、人間としての生き方を考えて、主体的に判断をした上で行動し、自立した人間として他者とともによりよく生きるための基盤となる道徳性を養うことでございまして、私といたしましても人間として生きる土台というふうに考えているところでございます。
    今般の感染症が拡大する中で、子供たちは医療従事者の方々の献身的なこの対応を目にして、道徳的な実践意欲が育まれたこともあるものと考えます。
    これからの社会を担う本市の子供たちが、多様な価値観を持つ人々と手を携えながら問題解決に当たろうとする態度を育み、考えを深めていけるよう、教育委員会の取組を支援してまいります。

    教育長:
    私からは教育に関し、市長が答弁した以外の御質問にお答えいたします。
    初めに、道徳の授業参観についてでございます。 道徳科は全ての教育活動を通じて行う道徳教育の要であり、その授業を保護者や地域の方々に公開することは、学校における道徳教育への理解と協力をいただく上でも有効な方法の一つであり、これまでも多くの市立小中学校において、道徳の授業参観を行ってきたところです。
    保護者の方が参観することにより、家庭において道徳の授業が話題になるなど、 親子のコミュニケーションが一層深まることも期待されます。
    今後も、家庭や地域と連携を図りながら、児童生徒の豊かな人間性や道徳性を育んでまいりたいと存じます。